コンサルティングの歴史CONSULTING HISTORY

CHAPTER 04 — STRATEGY

1960–1970年代 約2分で読む

「どう改善するか」から「どこで競争するか」へ。

事業の成長や競争を、共通の枠組みで議論する。戦略コンサルティングは、経営者が企業を見るための概念を発展させてきた。

1963年
Bruce HendersonがBCGを創設
1970年
The Product Portfolio
提供する価値
競争と資源配分を考える枠組み

競争の構造を考える

BCGは1963年に創設された。経験曲線や成長率・市場シェアによる事業の整理など、経営者が複数の事業を比較する概念を広めた。個々の業務の改善とともに、限られた資源をどの事業に配分するかが大きな問いになる。

フレームワークは議論の出発点

1970年の「The Product Portfolio」は、事業を市場成長率と相対的な市場シェアで捉える考え方を示した。複雑な現実を整理できる一方で、二つの軸だけでは顧客の変化や事業間の関係を十分に表せない。枠組みの前提を確かめながら使う必要がある。

概念を売るという価値

コンサルタントは情報を集めるだけでなく、情報の意味を考える枠組みも提供してきた。この整理は本サイトの解釈であり、戦略の発展を一社の功績に還元するものではない。戦略論は研究者・経営者・複数の企業の往復によって形成されてきた。

A QUESTION TO TAKE WITH YOU

いま使っているフレームワークは、何を見やすくし、何を隠しているだろうか。

この章の参考文献

史実の根拠と、本サイトによる解釈・問いを区別して記述しています。企業・団体の自社史は、その主体の視点を含みます。

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